カロナール500とはどんな薬なのか。

カロナールは解熱や鎮痛効果のある薬です。
カロナール200カロナール300と共に有名なカロナール500の説明です。

尚、200とか500とかの数字は、鎮痛成分であるアセトアミノフェンの含有量の違いです。

 

作用

皮膚の血管を広げて熱を拡散させてり、痛みの感受性を低下させたりする作用があります。

症状に対して作用する解熱鎮痛剤なので、熱や痛みの原因そのものを治すということはできません。

発熱時の他には、頭痛や生理痛、歯痛などにも用いられます。

乳幼児の解熱にカロナールの坐薬が使われることもあります。

カロナールは歴史も古く実績があるため、安全性が高い解熱鎮痛剤であると言えるでしょう。

一般的な鎮痛剤の一つにNSAIDsと呼ばれるものがありますが、このNSAIDsと比べるとカロナールの方が効果がゆるやかです。

その分、副作用が少なく、長期の使用も比較的安全なのでカロナールを選択するという人も多いです。

ロキソニンを飲むと胃が痛くなるので無理という方などにおすすめです。

海外では基本的でもっともポピュラーな鎮痛剤として広く用いられています。

また、開発が古いことから安価に手に入れることができるというのも利点です。

日本の病院では、鎮痛剤としてよりは解熱剤として用いることがい多い傾向です。

風邪やインフルエンザなど、発熱と頭痛の両方の症状が出るような場合に処方されます。

また、2010年から新たに「変形性関節症」への効能が認められるようになったので、服用量限度も拡大されました。

これからは、解熱剤としてだけではなく、鎮痛剤として処方される機会が増えると思われます。

具体的には、内科だけではなく、形成外科領域などにも進出していくといったところでしょうか。

カロナールの詳細

アセトアミノフェンは長い歴史の中で有効性、安全性が実証され、世界中で最も使用されている鎮痛剤です。

カロナールは2011年1月に成人の鎮痛剤に対して、アセトアミノフェンとして1回300~1000mg、投与間隔4~6時間以上、一日総量4000mgまでの国際的な標準用量が投与出来るようになりました。

アセトアミノフェンの解熱鎮痛作用は中枢で示すものであり、抗炎症作用はほとんどありません。

また、抹消での阻害作用が弱いため、消化管、腎臓、血小板への影響も少ないと考えられています。

歯科領域での適用は、歯痛や抜歯後の適用になります。

例えば下顎智歯埋伏抜歯後陣痛に対する除熱効果はカロナール500~1000mg=ロキソニン60mgとほぼ同等の効果が得られるとの報告があります。

アセトアミノフェンは副作用も少ないため、投与量を積極的に増量することにより十分な鎮痛効果が期待できます。

NSAIDsよりも比較的安全性が高い鎮痛剤として、疼痛緩和の第一選択薬になることが期待されています。

ロキソニンとの違い

最近、鎮痛剤としてはロキソニンがメジャーとなっていて、カロナールとロキソニン、どちらが良いのかという談義も耳にしますが、これは時と場合によります。

ロキソニンの方が鎮痛効果が高いという反面、からだへの影響も強いので、胃の弱い方や他の薬も飲まれているという方にはカロナールの方が良いでしょう。

また、同様の理由からインフルエンザにおいてはカロナールの方が良い言われており、特に子供のインフルエンザの場合はこちらが使用されることが多いです。

海外でもアセトアミノフェンはちょっとした微熱の時とかに飲む薬として広く知れ渡っています。

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